GO!GO!
サーフィン列伝。
〜カッコいいサーファーになるために〜

これは、スゴク重要です。もちろん海に入るのですから急に体を冷やさせないため、ケガ防止というのもありますがライディングの向上にもつながります。特に最初のころは沖に出るだけで腕まわり肩まわりとバリバリにはってきます。筋肉がはってくると腕も挙がらなくなり沖にでるのも大変になってしまいます。

重要ストレッチ部位

肩まわり 腕まわり ムネ 太もも(前、後ろ) アキレス腱 内転筋 足首まわり 背中 腰 と全部かよとツッコミを入れられそうですが
そうなんです!全部、重要なんです。この中でも僕が特に重点的にやったほうがいい筋肉は、ムネの筋肉、肩まわりの筋肉、、腰の筋肉は、よ〜くストレッチしたほうがいいです。自分のライディング向上のためにもしっかりストレッチしてください。



パドリングをして沖にでよう


ストレッチはしっかり出来ましたか?いよいよ、海に入ります。ワクワクドキドキですね。

サーフィンをするには波がたってる沖まで自力でいかなくてはなりません。そう、パドリングです。サーフボードの上に腹ばいになり漕いでいきます。ここでは、そのパドリングのしかたについて説明します。

僕はこのこのパドリングがサーフィンのなかで一番重要なテクニックだとおもってます。沖にでるにも、波に乗るにも使います。頑張ってしっかり練習してください。速く、疲れずらいパドリングを身につけると、自然に波に乗れる数もふえてきます。サーフィンへのはじめの一歩です。

まずはサーフボードの上に腹ばいになってみましょう。これが最初は思いのほか難しいです。正確な位置に腹ばいにならないとボードをうまく安定させることができません。自分の体の中心をボードの中央、ストリンガー(サーフボードの真ん中に入ってる木材)に合わせます。自分のヘソ、鼻がストリンガーの上にくるように意識してください。その状態で手を伸ばしボードのノーズ(尖端)に伸ばした手がくるぐらいの位置がよいでしょう。その状態から微調節して自分の一番バランスのとりやすい位置をみつけてください。僕はこの時点で結構、苦戦しました。うまく、微調節が出来ず。前にいすぎたり、後ろにいすぎたり。ボードの上に乗ってはバランスをくずしボッチャーン。。何度もくりかえしやっと自分のバランスのとりやし位置をみつけました。何度も繰り返し練習しましょう。


サーフボードのうえに腹ばいの状態からパドリングしていきます。パドリングは水泳のクロールの要領で水をかくのですが、これがなかなか、難しいです。


水をかくにあたって最初はただ、ひたすらに水をかいてたりしますが、疲れるだけであまり前にすすみません。見ているとエンジンを空ブカシしているように見えます。腕だけひたすらに回し前にすすまないこれでは意味がないですし、カッコよくありません。水が全然かけてない証拠です。しっかり水をかくにはまず、手のひらは開きすぎない、閉じすぎない、やや開いてすこしお椀状にします。腕をあまりあげすぎずに、ノーズの横から入水させ、足の方までしっかりとかいてきます。足の方までかくことをイメージすることでストロークをしっかりすることができます。水中では手首を内にひねったり、外にひねったりして水をより多くかける角度を見つけてください。水をかいて重く感じる角度がしっかり水をかけてる角度です。肘はやや曲げた状態です。

基本的な体の動きとしてムネをそらします。始めのうちはムネがそれずに寝そべってるだけの人が多いです。ムネをそらすことによって目線も自然と前を向けます。それにノーズを少しうかすことが出来るのです。ノーズが沈んでしまうと上手く前にススムことができません。しっかりとムネをそらしましょう。

あと、初心者の人は足が開いてしまいます。最初はバランスをとるのにしかたないとは思うのですが、よけいにバランスをくずしますし。パドリングを遅くさせてしまいまうので、意識して足は閉じるようにしてください。




波をかわして沖にでよう


ここで説明するのは、ドルフィンスルーというテクニックです。僕はこれがすごく苦手でした。苦手なおかげで、海に入ったはいいが沖に出れずに家に帰ることもしばしばありました。沖に出れずに家に帰るということは、1本も波に乗らずに帰るということです。そんな日はものすごく凹みサーフィンなんてやめてしまおうか?と思ったことも何度かありました。今となってはやめなくて良かった〜って思ってますけどね。


ドルフィンスルーはボードと体を海中に沈めて波の下をくぐり抜ける技です。上手くくぐり抜けないと波に押し戻されてしまいます。出来るだけ深く海中に入ることを意識しましょう。

波がきたら脇の下あたりのレール(ボードの側面、縁の部分)つかみ、腕をのばし全体重を腕にかけるイメージでノーズを沈めていきます。ノーズが沈む時間、波が来る時間を上手く考慮して沈めてください。ノーズが沈んだら片足のヒザをストリンガーの上、つま先をテール(ノーズの反対側、ボードのケツの部分)に乗せます。僕はこの動作が苦手でした。腕とつま先の三点でさらにボードを沈めていきます。ボードが沈んだところで体をボードにはわせます。波が越えたあたりでボードに乗っているつま先でボードを蹴り上げ海面に出てドルフィンスルー完了です。と、一連の動作を書きましたがどうも伝えづらいので、簡単に書きます。深くもぐれ!足のつま先でボードをしっかり、蹴り上げろ!です。



ボードに座って波を待つ


波待ちです。最初はやっぱり、バランスがとりずらいです。沖に出るとサーファーはボードにまたがり波を待っています。一見、簡単そうにみえますが、思うようにボードを安定させられず転びます。まず、ここでは、リラックスすることが大事です。どうしても最初は力が入ってしまいます。なるべく力を抜くことを心がけましょう。座る位置はボードの真ん中より少し後ろの部分になります。手は軽くレールをつかむくらいのイメージです。たまに、初心者の方でボードのノーズを海面からもの凄く出してる方がいますが、出しすぎてもバランスをくずしやすくなるので少し出すくらいを意識してください。たまに、足で水をかき、バランスをとってあげます。

最初は難しいかもしれませんが、今度はその状態から手と足をつかって方向転換をしてあげます。足の使い方はヒザから下を回して水をかきます。その時にうまくバランスをとりながら手でも水をかいてあげて下さい。



波、うねりを見極めよう


波に乗るには沖から来る波を確認出来なくてはなりません。なので波待ちをしている間は常に沖の方を見とかないといけません。沖を見ているとおきで海面が盛り上がって来るのがわかると思います。その盛り上がり方で波の大きさ、波がどこら辺の位置で割れるのかを予測してパドリングをします。最初はわかりづらいと思いますので、回りに居る人と同じ動きをすることを勧めます。大きい波を予測出来ずにその場から動かずにいると波を食らって岸に押し戻されてしまいますので注意して下さい。

目の悪い人も要注意です。僕も視力が0.1ありません。視力検査の一番上のワッカの隙間が見えません。そんな視力で沖のの波など見えるはずもなく、何度も大きな波の餌食になりました。大きな波の餌食にならないためにはコンタクトレンズをするか視力回復手術をするか度入りのゴーグルをするかになります。まープロを目指すなら視力回復手術もいいとはおもいますが、そこまではさすがにと思うならコンタクトレンズか度入りのゴーグルになるりますよね。たまにゴーグルをかけてサーフィンをしてる人を見かけますがあまりカッコよくないです。そのゴーグルが度入りなのかコンタクトレンズを守るためなのかは定かではないですが・・・。 コンタクトレンズは実際流されてしまう場合があるので僕は使い捨てコンタクトレンズを使用してますし、オススメもします。

ちなみにこんなのもあります。





腹ばいでスープに乗ってみよう


いよいよ、乗るという言葉が出てきましたね。スープに乗るとなってますが、スープとは波が崩れて白く泡になった部分をいいます。最初はその白くなった部分をつかい、腹ばいですべります。この、練習は波に乗るタイミングを知るのに凄く重要ですし、なにげに楽しいです。僕は最初にサーフィンに連れて行ってくれた友達はこんな、練習法は一切、教えてくれなかったです。教えていれば、もっと早くテイクオフ出来たのではなかろうか?と今だに思います。

まず、スープで練習するにはインサイド(波が崩れる場所より岸より)をつかいます。この時、奥から乗ってくるサーファーの邪魔にならない場所を選んでください。

波が来たら岸に向かってパドリングをしつつ少し後ろを向きながら波との距離を確認して下さい。スープが体に当たったときにしっかりスープと同じスピードが出ていれば自然とスープに押され、前に進んでいきます。滑り出す感じがわかるとおもいます。滑り出すのがのがわかったら両手でノーズをつかんであげると少しノーズの位置が下がりしっかりと進んでいきます。スープと同じスピードを出すにはしっかりとしたパドリングが必要です。サーフィンは波に乗るのですが、波の前に乗るとイメージしとくと良いです。波の前に乗らないとしっかり波に押してもらえません。僕は波に乗ってもそのイメージがしっかり出来ず苦戦しました。なので、しっかり波の前に乗れるパドリングが必要です。パドリングが遅いと波においていかれてしまいますし、波の真ん中でボードが暴れ振り落とされてしまいます。ここでスープとの距離感、スープに乗るタイミングをしっかり練習しましょう。



スタンスについて


スープで腹ばいに乗れるようになったら今度はいよいよボードの上に立ち上がる動作に入るのですが、ここで一つ確認しておかなければなりません。スケボーやスノーボードをやったことある人はわかると思いますが、サーフィンはボードに対して横向きに乗ります。この時にどっちの足が前に来るのかでスタンスが違います。左足が前にくるスタンスがレギュラースタンス。右利きのひとが多いです。右足が前にくるスタンスがグーフィースタンス。左利きの人に多いです。自分にあったスタンスでボードの上に立つようにしましょう。



スープでテイクオフしてみよう


立ち上がる動作、テイクオフ(スタンディング)を完成させましょう。

立つためには先ほども書いたように波(スープ)の前にこなくてはいけません。波の前にきていなければ、スタンディングの際にバランスを崩してしまいます。波を確認したら波のタイミングを見て早めにパドリングを始めます。波の前にきて、ボードが滑り出すのがわかったら、脇のところに手を置きます。この時レールはつかまないようにして下さい。つかんでしまうと動作が遅くなってしまいます。その状態から肘を伸ばし胸を反らします。そうすることによって、一層、ボードが滑り出します。その瞬間にボードの上に飛び乗ります。このボードの上に乗る動作が遅いとバランスを崩したり、波においてかれてしまいます。立った瞬間、ヒザを曲げた状態にして下さい。これでテイクオフ完了です。



その前にストレッチ

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